まず最初にキャストの皆さん、制作スタッフの方々、1年間お疲れさまでした!!そして、素晴らしい作品をありがとうございました!!これが最後のシンケンジャーのネタバレレビューです!!

 外道衆に最後の戦いを挑むシンケンジャー。彼らに絶望を味わせようと、現れるドウコク。薫が言うには、志葉家のディスクは破壊的でディスクがもたず、使えるのは1度だけ。確実にドウコクの封印の傷跡を狙わなければなりません。インロウマルにディスクをセットし、スーパーシンケンマルに変身する丈瑠。茉子とことはは、丈瑠の進路の確保。源太は後方の守り。流ノ介と千明で丈瑠の盾になるべくフォーメーションを組みます。狙うは血祭ドウコク。ナナシ連中に立ち向かう丈瑠たち。全てのナナシ連中を一掃すると、丈瑠にドウコクの斬撃が襲いかかりますが、流ノ介と千明が丈瑠の盾となり、彼を守ります。ディスクを発動させ、ドウコクの傷跡にシンケンマルを叩き込む丈瑠。しかし、ドウコクに致命傷は与えておらず、ディスクは砕けてしまいます。ドウコクの猛攻にダイゴヨウは破損し、丈瑠たちも変身を解かれてしまいます。それでも絶望せずに、立ち上がろうとする丈瑠たちに攻撃を加えるドウコク。先に薫を始末し、彼女の首を丈瑠たちの前に晒そうと、ドウコクは去ってしまいます。奮闘むなしく、気を失ってしまう丈瑠たち。

 傷を負いながらも、もう1枚ディスクを作成しようとする薫を、丹波は止めようとします。1枚作るだけでも、相当な負担がかかるみたいで、薫も限界みたいです。たとえドウコクに敗れようと、生きている限り、もう一度立つ。薫は丈瑠が影と知っても、そばを離れようとしなかった家臣たちとの絆を信じ、彼らに全てを託したのです。だから、自分も今できることを・・・しかし、丹波にとって、志葉の跡取りである薫まで失ってしまったら・・・それでも薫は、「志葉家だけが残っても意味はない。この世を守らなければ・・・その思いは、皆同じはず。力を合わせれば、きっと・・・」と言い、筆を走らせる薫。それを聞いた丹波は・・・

 ナナシ連中を倒しながら、気を失った丈瑠たちの元へ駆けつける彦馬。昔の格さんそのままの名演技ですな・・・彦馬の声を聞き、再び立ち上がり、ナナシ連中を一掃する丈瑠たち。源太は彦馬に傷ついたダイゴヨウを預け、丈瑠たちはドウコクの後を追いかけます。そんな彼らを見送る彦馬。

 ドウコクを追いかける丈瑠たちの前に現れた丹波は、薫が渾身の力で作成したディスクと、自分が得意とするモヂカラのディスクを丈瑠に渡します。最後にやってくれるじゃないか!!丹波よ!!

 人々の襲いかかるドウコク率いるナナシ連中。そこに太鼓の音が響き、丈瑠たちが現れます。そして、生身で名乗りをする丈瑠たち。ナナシ連中を一掃し、変身してドウコクに立ち向かう丈瑠たち。流ノ介たちがモヂカラでドウコクを縛り、丹波のディスクを装着した烈火大斬刀による二刀流で、ドウコクを斬りつける丈瑠ですが、弾き飛ばされてしまいます。丈瑠に続き、ドウコクに斬りつける茉子、千明、ことは、源太。最後に薫の作ったディスクをセットしたシンケンマルで、ドウコクを斬りつける流ノ介。ドウコクの咆哮により、丈瑠たちは変身を解かれてしまいますが、ついにドウコクは撃破されてしまいます。 

 しかし、そこに二の目となったドウコクが現れます。ここからが本当の力ずく・・・サムライハオーに全侍合体させ、ドウコクに挑みますが、二の目になっても、やはりドウコクの力はすさまじく、反撃できません。そこで丈瑠は、残ったモヂカラを全部、一撃に集中すると言います。はずれたら終わり・・・なので、どんなに攻撃を受けても、バラバラになっても、絶対にはずさない至近距離まで突っ込むと言う丈瑠。たとえ、折神一体になっても・・・全員モヂカラを集中し、前に出るサムライハオー。ドウコクの攻撃を受け、烏賊、海老、牛折神が合体から解除され、テンクウシンケンオーになってしまいます。合体の構造上、ダイカイシンケンオーになるかと思ったのですが、それだとダイシンケンが持てないので、テンクウシンケンオーになったのですね。さらに前に出るも、ドウコクの猛攻を受け、兜、舵木、虎折神も合体から解除され、シンケンオーになってしまいます。それでも、諦めることを知らない丈瑠たちに苛立つドウコク。

「今のうちに言っておく。お前たちと・・・一緒に戦えてよかった。感謝してる。」

「なんだよ、いきなり・・・」

「殿・・・私の方こそ!」

「ウチもです!」

「6人一緒だから、戦ってこれたんだし。」

「丈ちゃん・・・巻き込んでくれて、ありがとな。」

「よっしゃー!行こうぜ!最後の一発だ!」

ドウコクの剣がシンケンオーを貫きますが、丈瑠たちはモヂカラを一撃に集中し、シンケンオーのダイシンケンでドウコクを斬りつけます。まさに「肉を切らせて骨を断つ」戦法ですね!!

「シンケンジャー・・・俺がいなくなっても・・・いつか、てめえらも泣く時が来る・・・三途の川の隙間は開いてるぜ・・・」

と、大爆発を起こし、散るドウコク。彼の死とともに、三途の川の水が隙間へ流され、六門船もろとも、三途の川に沈むシタリ。それでも生きることがシタリの外道・・・結局、生き残っちゃったのね・・・しぶといところが憎めないキャラだったな、シタリ・・・

 丈瑠と流ノ介たちの無事を確認した彦馬は大喜びです!!そして・・・

 ドウコクを倒したとは言え、三途の川がある以上、志葉の当主は必要。十九代目である丈瑠に屋敷を任せ、屋敷をあとにする薫と丹波。流ノ介たちも荷物をまとめ、屋敷を出て行く準備をします。茉子はハワイに行って、しばらく両親と暮らして、また戻ってくるみたいです。そんな彼女をうらやましく思う千明ですが、彼はと言うと、大学受験のし直しのようです・・・ことはは京都に戻るみたいで、流ノ介は再び、歌舞伎の道へ。源太は去年、雑誌に載り、もうひとつ飛躍を目指して、フランスのパリで屋台を引くと言いますが、彼のかぶっているコック帽は、イタリアの国旗になっています・・・そこにやって来た丈瑠。

 別れを前に、流ノ介はお別れの舞を舞います。え?

「丈ちゃん。おフランスの土産、楽しみにしてろよ。」 

「行って参りやす!」

なんか、ダイゴヨウって、空港の検査で引っかかりそうだな・・・源太も頑張れ!!

「殿様・・・ほんまに・・・ほんまにありがとうございました。」

ドジっ子で努力家だったことは。君の笑顔は忘れない!!

「まあ、追い越すのは・・・次に会った時だ。忘れんなよ。」

シンケンジャーの中で、1番成長したのは、千明なのではないでしょうか?大学受験、頑張れ!!

「外道衆が現れたら、いつでも飛んで来るし。あ、でも人見知りは、直した方がいいかも。」

茉子姉さん。次に現れた時、あなたの料理の腕前は、いかほどのものになっているか・・・?

みんなが丈瑠に別れを告げる中、ずっと舞を舞っていた流ノ介。なんかある意味、ムードぶち壊しじゃないのか?そんな彼ですが、丈瑠に特に何も言わず、頭を下げ屋敷をあとにします。てっきり、泣き出すかと思ったのですが・・・

 流ノ介たちがいなくなった当主の間。彼らがいないと、ここがこんなに広いとは・・・彦馬は丈瑠に侍以外の生活を体験させようと、パンフレットを持って来ます。料理、英会話、カラオケ・・・料理は茉子姉さん、英会話は源太に勧めた方が良かったのでは・・・?彦馬はと言うと、ギターね・・・

 皆でつかんだこの世の平和。その中への旅立ちは、嬉しいながらも少し寂しい。それでも、いつかまた会う日もある。侍たちの心は晴れわたり、「侍戦隊シンケンジャー」これにて、一件落着!!

 何より度肝を抜かれた新年1回目の「実は丈瑠は影武者だった」設定はよかった!!一見、伏線とは思えない展開が、あとになって驚愕の急展開を迎える・・・第一幕から丈瑠の苦悩は始まり、伏線は張られていたのですね!!今までにない斬新な脚本は見事でした!!そこで現れた真の志葉家十八代目当主、志葉薫。彼女も中身のないただの当主ではなく、当主の器と実力を兼ね備えていた点もよかったです!!伏線を張りながら、劇場版でも一切明かそうとしなかったディケイドとは大違いです!!(しつこくてスイマセン・・・)

 丈瑠の本名は、最後まで謎でしたね・・・彼の父の名前もそうですが・・・

 あと、最終幕の生身名乗り、これもよかった!!あの重そうなシンケンマルを構えての名乗りと殺陣、キャストの皆さん、見事でした!!ですが、個人的に生身名乗りは、ダイレンジャーが1番!!後にも先にも、ダイレンジャーを超える生身名乗りはないと思います!!多分・・・ゴーオンジャーでも生身名乗りをしたみたいですが、覚えていません・・・ゴーオンジャーはあまり好きではありませんので、現在公開中の劇場版は、観に行く予定はありませんが、来年公開されるであろう「ゴセイジャー VS シンケンジャー」は観に行きたいと思います!!シタリがどうなったのか、気になるし・・・

 次週からは「天装戦隊ゴセイジャー」がスタート!!

 「地球(ほし)を守るは天使の使命!!」

 茉子により、わざと三味線ごと斬られ、数百年の未練を手放した薄皮太夫。彼女の三味線から解き放たれた嘆きと苦しみは、一気に三途の川を増水させ、それにより再びこの世に姿を現した血祭ドウコク。数百年ぶり気が晴れたと言う太夫ですが、それはもうドウコクが欲しかった太夫ではありません。そんな太夫をドウコクは、自分の体に取り込んでしまいます。そして、残ったのは太夫の打掛。

 自分が騙されていたと知り、怒りのドウコク。相手が相手なだけに、流ノ介たちはうかつに攻撃できません。そこに源太と共に姿を現わす薫。「今日こそお前を封印する!」と言う薫。それを聞き、ドウコクは、

「今日が志葉一族、最後の日だ!」

と、斬撃を放ちます。源太の助けにより、これを逃れる薫。彼女の元に駆けつける流ノ介たち。薫は封印の文字を使おうと、流ノ介たちにドウコクの足止めを頼み、流ノ介にインロウマル、千明に恐竜ディスクを渡します。これで戦いが終わる・・・スーパーシンケンブルーに変身した流ノ介、ハイパーシンケングリーンに変身した千明、茉子、ことは、そして源太が、封印の文字を使おうとする薫を守るために、ドウコクに立ち向かいます。しかし、彼らの攻撃はドウコクに全く通じず、ドウコクのすさまじき攻撃の前に、なす術がありません。それでも、薫に襲いかかろうとするドウコクに、必死で立ち向かう流ノ介たち。薫は封印の文字を完成させるために、筆を走らせます。絶対に成功させる・・・この日のためにこそ・・・ドウコクに追い詰められる源太ですが、そこにダイゴヨウが現れ、彼を救います。もうひと踏ん張り・・・しかし、圧倒的なドウコクの力の前に、流ノ介たちも、もはや限界・・・そこに駆けつける丈瑠。ドウコクが薫に向け、斬撃を放ちますが間一髪、薫は封印の文字を完成させ、ドウコクに撃ち込みます。これを受け、爆発するドウコク。やった・・・ついにドウコクを・・・父の無念を晴らした・・・そんな薫を見守る丈瑠。しかし、炎の中からドウコクが現れます。バカな・・・そんなはずは・・・どうやら、はぐれ外道である薄皮太夫を取り込んだおかげで、ドウコクは半分人間の体となり、封印の文字から守ったのです。これにはシタリも大喜び!!そりゃ、自分の命を半分削っても、薫を倒せなかったんだもんなー動揺するシンケンジャーに攻撃を放つドウコク。これを受けた薫は変身を解かれてしまい、気を失ってしまいます。彼女を守るために、みんなを撤退させようとする丈瑠。黒子さんが幕を張り、丈瑠がモヂカラで煙を発生させ、みんなを撤退させます。とどめはお預け・・・ドウコクも太夫が残した打掛を手に、三途の川へ戻ります。

 重傷を負った薫。命に別条はないみたいですが、封印の文字が効かず、姫の存在を知られたとなっては、先代からの策は完全に失敗・・・落ち着きのない丹波をよそに、目を覚ました薫は、丈瑠を呼ぶように言います。2人だけで話がしたい。それを聞いた彦馬は、丈瑠を呼びに行きます。

 封印の文字が効かなかった・・・太夫のおかげで、ドウコクは命拾いを・・・落ち込む流ノ介たちですが、一番つらいのは、父の無念を晴らそうと、死に物狂いで封印の文字を習得した薫本人・・・

 薫の元へやって来た丈瑠。うるさい丹波に出て行くように言う薫。彼女の言いつけ通り、丹波と外に出る彦馬ですが、丹波はしつこく聞き耳を立てていました。早く出てけ!!

 薫は、自分の影である丈瑠がどんな人間なのか、気になっていたみたいです。「私ほど時代錯誤ではなさそうだな。」と言う薫。自分と同じ孤独な人間・・・薫は丈瑠と会わなくても、そう思っていたみたいです。自分を偽れば、人は1人になるしかない・・・でも、今の丈瑠には一緒に戦ってくれる仲間がいる。自分だけで志葉家を守り、ましてや封印までなど・・・それは間違いだった。1人ではダメ・・・戦いの中で、そう感じた丈瑠と薫。「考えがある。」そう言う薫の策とは・・・?

 ドウコクが三途の川に戻り、もうすぐ三途の川が溢れる、と大喜びのシタリ。結局、アンタは無駄に命を削っただけだったね!!ドウコクも太夫のおかげで、水切れの心配がなくなったみたいです。これで好きなだけこの世に出られる・・・ドウコクは太夫が残した打掛を三途の川に投げ捨て、再び出陣します。

 屋敷にみんなを集める薫。しかし、彼女は封印の文字が効かない以上、当主の座を離れると言います。シンケンレッド抜きで戦えるのか?そこで丈瑠を呼ぶ薫。現れた丈瑠は当主の座に座ります。彼はもはや影ではなく、薫の養子となったのです。マジですか・・・封印の文字は使えなくても、丈瑠のモヂカラは戦うには十分。後継ぎがいなければ、養子を迎えるのは、昔からよくあること・・・確かに、少し時代錯誤ってのはあるかもしれませんが、ナイスアイディア・・・かな?婿養子という手もありましたが・・・丈瑠が薫より年上であろうと、血がつながってなかろうと、今や丈瑠は薫の息子。志葉家19代目当主なのです!!

「頭が高い!一同、ひかえろ!!」

「ははあー!!」

と、頭を下げる一同と同じく、しぶしぶ頭を下げる丹波。このシーン、今回で一番好きです!!しかし、封印の文字が効かぬ今、策はあるのか?と聞く丹波に、「力ずくだ。」と言う丈瑠。どこが策なのか?しかし、それを聞いた流ノ介たちは笑い出します。確かに倒すしかない・・・素晴らしい策です!!封印はできなかったが、ドウコクにダメージは与えていると言う丈瑠。志葉家の火のモヂカラが有効なのは、間違いないみたいです。そこで丈瑠は、薫が作った志葉家のモヂカラのディスクを見せます。封印はできませんが、丈瑠にも使用でき、今なら倒せる可能性はあるみたいですが、それでもギリギリの戦いになるのは間違いない・・・そこに隙間センサーが反応しますが、センサーが壊れたのか、反応が止まりません。いや、三途の川が溢れた・・・

 人々の悲鳴が響く中、街中に三途の川の水が溢れ出しています。まさに血の海、地獄絵図です。ドウコクとシタリも六門船に乗って出陣し、ナナシ連中が人々に襲いかかります。

 黒子さんが鳴らす太鼓の音とともに出陣する丈瑠たち。俺たちが負ければ、この世は終わり・・・どうあっても外道衆は倒さねばなりません。

「お前たちの命、改めて預かる!」

「もとより!」

「当然でしょ!」

「何度でも預けるよ!」

「ウチは何個でも!」

って、ことは・・・命は1人1個しかないよ!!こんな場面でもボケるなんて・・・カワイイぞ!!

「じゃ、俺たちは2人合わせて、さらに倍だ!」

「持ってけ、泥棒!」

変身して最後の戦いに挑むシンケンジャー。あとのない戦いにドウコク、いや、外道衆を倒すことができるのか?次回、最終幕!!

 次回、丈瑠が烈火大斬刀で二刀流?ダイレンジャーと同じく、生身で名乗りをする丈瑠たち!!彼らの最後の戦いを見逃すな!!

 影武者の役目を終え、からっぽになってしまい、十臓と激闘を繰り広げる丈瑠。嘘だけではなくても、嘘は嘘・・・そんな彼の元に駆けつける茉子、千明、ことはの3人。しかし、流ノ介は侍として、身動きのできない状況に思い悩みます。

 ざわつく三途の川。ドウコクの水切れが戻りかけている?それだけではない、と言う薄皮太夫ですが・・・

 志葉の屋敷で答えも出せぬまま、1人思い悩む流ノ介。

「今行かなければ、後悔の苦しさは、今以上のもの・・・」

と、彼の背後から話しかける黒子さんが、流ノ介に顔を見せます。その顔の見て驚く流ノ介。そう、彼は第七幕に登場し、舵木折神を捕獲しようとする流ノ介の手助けをした小松朔太郎だったのです。

 夜になっても、激しい激闘を繰り広げる丈瑠と十臓。剣のみに生きる者だけが味わえる究極の快楽・・・剣のみ・・・追いつめられていた丈瑠でしたが、十臓の裏正を弾き飛ばし、彼にとどめの一撃を斬りつける丈瑠。その爆発を目にする茉子たち。

 流ノ介のおかげで、侍たちや殿と共にまた戦う気になった、と言う朔太郎。でも、その殿は・・・それで動くに動けない流ノ介に、「あんたらしいな。」と言う朔太郎。侍として守るべきは姫。これは間違っていない・・・

「あの殿なら、命を預けて一緒に戦える!」

そう朔太郎に言ったのは流ノ介。命を預けた殿は志葉家当主という名の器か?それとも中身か?もちろん、姫は守らなければならない。しかし、人は犬じゃない。主は自分で決められる・・・流ノ介に侍として悔いのない選択をするように言い、黒子さんたちと共に頭を下げる朔太郎。その様子を見ていた薫は・・・

 燃えさかる炎の中、ようやく決着がついたかに見えた丈瑠と十臓。ですが、丈瑠が手応えを感じたにもかかわらず、十臓は立ち上がります。剣の持てる限り・・・この快楽は続く。気づいたはず、何が自分の真実か・・・

「俺の・・・真実・・・?」

そこに駆けつける茉子、千明、ことは。彼らは必死で丈瑠に呼びかけますが、十臓はなおも裏正を抜こうとします。しかし、彼は妻の幻を目にします。その幻のせいか、裏正は彼の足に突き刺さり、抜けません。ここに来て・・・いや、この時を待ってか!それが十臓の真実・・・幻と否定する十臓ですが、先ほど丈瑠が手応えを感じた一撃により、爆散してしまう十臓。燃えさかる炎の中、駆けつけた流ノ介が「水流之舞」で丈瑠を救い、茉子たちが丈瑠を炎の中から救い出します。そして炎の中に消える十臓。彼の死を知るシタリ。200年の欲望、満たされたのかどうか・・・?そう言う太夫ですが、ドウコクに三味線を直してもらってから、彼女は一度も三味線を弾いたことはありません。太夫の三味線の音色が、ドウコクが回復する決め手になる、と言うシタリ。そのドウコクの復活が近いのか、三途の川で大ナナシ連中が次々と現れ・・・

 今まで一緒に戦ってきたことも、楽しかったことも全部、本当の事・・・嘘じゃない。しかし、丈瑠がみんなを騙してきたことも本当の事。早く姫の元に戻るように言い、去ろうとする丈瑠。そんな彼に千明が殴りかかりますが、かわされてしまいます。しかし、2発目は殴られる丈瑠。これで騙してきたことはチャラ・・・そう言う千明。丈瑠は何もないことはない。何もなければ、自分たちは彼の元に駆けつけたりはしない。「侍として、一旦預けた命・・・責任は取ってもらう!」と言う流ノ介。殿として認めたのは、丈瑠だけ・・・その思いは源太に彦馬、黒子さんたちもみんな同じ・・・志葉家の当主ではなくても、丈瑠自身に積み重なってきたものはある。決してからっぽなんかじゃない。改めて強く結ばれた丈瑠と流ノ介たちの絆。そして、十臓の死と共に消滅する裏正。

 丈瑠の元へ走った流ノ介たちに激怒する丹波。その様子を見て、文句を言いに行こうとする源太を止める彦馬。そんな丹波の頭を扇子で叩く薫。自分の使命だけに夢中になり、自分が表に出ることで、丈瑠や流ノ介たちを苦しめたことを、思い至らなかったことに申し訳なく思う薫。力ずくでも流ノ介たちを連れ戻そうとする丹波に、薫は扇子を投げつけますが、かわされてしまいます。調子に乗る丹波ですが、朔太郎務める黒子さんからハリセンを受け取った薫は、丹波を殴りつけます。それを見て、姫を見直す源太と彦馬。そこに隙間センサーが反応します。場所はもりのせ町。先に出陣する薫のお供をする源太。連絡を受けた流ノ介たちも現場に向かい、丈瑠は彼らのフォローに回ります。

 源太と共に、ダイカイシンケンオーで大ナナシ連中に立ち向かう薫。人々に襲いかかるナナシ連中を、駆けつけた流ノ介たちが応戦します。人々を避難させる黒子さんたちのフォローするために、ナナシ連中に立ち向かう丈瑠。あれ?変身しないの?さすがに姫が出陣しているとなれば、シンケンレッドが2人いるのはまずいか・・・

 自分自身に目をそらし続けてきた薄皮太夫。三味線を弾く彼女を見つけた茉子は、勝負を挑みます。

「少しは知った者の方がいい・・・」 

と言う太夫。その真意は?互角の勝負を繰り広げる茉子と太夫。しかし、太夫は三味線ごと、茉子にわざと斬られてしまいます。かって太夫に「この世の価値を手放した。」と言った茉子。そして今、人であった過去も手放そうとする太夫。三味線の弦が弾け、新左の叫びとともに、この世に放たれた嘆きと苦しみ。それを受け、大荒れとなる三途の川。そして、ついにドウコクが復活し・・・

 次回、ついに薫がドウコクに封印の文字を?しかし、予告を観たところ、薫はモヂカラを大量に消費したのか、寝込んでしまうみたいですね。まさか、封印の文字が通用しない?千明も恐竜ディスクでハイパーシンケングリーンに!!流ノ介たちの命を改めて預かり、再び彼らと共に前線に立つ丈瑠。彼らはドウコクを倒すことができるのか?

 真の志葉家十八代目当主、志葉薫が現れたことで突然、影武者としての役目を終え、からっぽになってしまった丈瑠。そんな彼の前の現れる腑破十臓。存在するのは、ただ剣のみ・・・二人は剣を抜き、激しく斬り結びます。剣だけではなく、素手による格闘を交え、変身し、さらに激しくぶつかり合う丈瑠と十臓。

 丈瑠を捜す源太。彦馬も心当たりを捜すみたいです。それを聞いたダイゴヨウに引っ張られる源太。

 一方、丈瑠の居場所に心当たりがある彦馬は、彼を捜しに行こうとしますが、そこに流ノ介たちが駆けつけます。自分たちも丈瑠を捜し、彼と話がしたい。このままじゃ納得できない。しかし、真の志葉家当主である薫が現れた以上、姫である薫を守り、共に戦うことが、家臣としての流ノ介たちの役目。彦馬は丈瑠を預かり17年、彼を本当の殿だと思って育て、仕えてきました。そう決めなければ、自分自身も丈瑠も・・・そう言って、1人丈瑠を捜しに行く彦馬。そんな彦馬の言動に皮肉を言う丹波に、薫が扇子を投げつけます。彼女は影とは言え、丈瑠が前線で戦ってくれたおかげで、自分は無事でいられ、封印の文字を習得する時間が稼げたことに、感謝しているのです。しかし、それでも丹波は、「影も役目を終えて、ホッとしているのでは・・・偽りに暮らしも、楽ではございますまい。何もかも全部、嘘ですからなあ。」と言います。それを聞き、薫は丹波の口を黒子さんに閉じさせます。いや、打首獄門でいいんじゃないの?全部、嘘・・・それを聞いた流ノ介たちの表情は曇り・・・

 なおも激しく斬り結ぶ丈瑠と十臓。存在するのは、ただ剣のみ。するべきことは、ただ戦いのみ。嘘はない、これだけは本物・・・からっぽになった丈瑠は、戦うことでしか存在理由を示せないのか?

 一方、六門船では、シタリがアヤカシ・オボロジメに自分の命を注ぎこんでいました。結局は人間の苦しみを糧にする。シタリにはそれしか思いつかず、ドウコクを戻すために本気のようです。本物の志葉の当主が現れた以上、今度は自分も無事で済むかはわからない。命の半分をなくしても、生きていたい、と言うシタリ。

 この世を守るため・・・そう言われれば、流ノ介たちは私情で動けません。しかし、このままでいいのか?本物の当主である薫を守ればいいのか?丈瑠は流ノ介たちに嘘をつき続け、わざと距離を置き、1人で抱えてきました。もっと早く気づいていれば・・・丈瑠が抱えてきた苦しみを知る流ノ介たち。

 てんげん寺にやって来た彦馬。そこで彼は、丈瑠が捨てた包帯を見つけ、剣のぶつかる音を耳にします。丈瑠と十臓の戦いを目にする彦馬。丈瑠の前に立ち塞がり、止めるように言うも、十臓は彦馬もろとも丈瑠に斬りかかって来ます。間一髪、丈瑠が彦馬をかばい、十臓と相撃ちとなり、丈瑠と彦馬は、崖の下に落ちてしまいます。

 丈瑠と一緒にいた時間は、全て嘘だったのか?そう思えば、もう迷うことはない。そこに隙間センサーが反応します。シタリの命を吸ったオボロジメが、人々を襲っていたのです。そこに駆けつける源太・・・って、何、その格好?かなりダイゴヨウに振り回されたみたいですね。源太がカッコよく変身し、オボロジメに立ち向かいます。

 オボロジメのいる場所は、砂之尾町。薫は流ノ介たちの心境を配慮しながらも、自分と一緒に戦ってくれるように頼みます。薫は口調が厳しいけど、姫としての器は持ち合わせているみたいですね。スイマセン、前回の評価を撤回します!!極悪人は丹波歳三っと・・・

 シタリの命を吸ったオボロジメに苦戦し、追いつめられた源太は、変身を解かれてしまいます。そこに太鼓の音がして、駆けつけた薫たちは変身します。お、今回は自分でシンケンマルを抜いてるな・・・オボロジメに立ち向かう薫たち。姫と共に戦う流ノ介たちの姿を見た源太は・・・

 河原で意識を失っていた彦馬は、丈瑠の呼びかけで目を覚まします。十臓も傷つきながらも、決着をつけようと、丈瑠を捜し・・・

 オボロジメに苦戦する薫たち。スーパーシンケンレッドとなった薫が、オボロジメの触手を斬り払い、流ノ介たちの「シンケンマル 四重之太刀」でオボロジメを追い詰めます。とどめの「スーパーモウギュウバズーカ 外道伏滅」でオボロジメを撃破する薫。シタリの命を吸ったわりにはあっけない・・・そこに二の目になったオボロジメが現れます。テンクウシンケンオーで立ち向かう薫たち。それを見た源太は、ビックリするほど、何もないな・・・と言った丈瑠を思い出します。

 二の目になったオボロジメは、さらに力が溢れてきたみたいですが結局、「ダイシンケン 天空唐竹割り」で撃破されてしまいます。え?もう終わり?かと思いきや、龍の姿をした三の目のアヤカシが現れます。シタリの命を半分吸っただけあって、なかなかしぶとく、テンクウシンケンオーでは歯が立ちません。たまらずサムライハオーに合体させる薫たち。

 全ては、丈瑠が父と交わした約束を守るため。丈瑠が幼い頃より、志葉家十八代目当主を背負うためだけに厳しく接してきた彦馬。当主としては、完璧に育った丈瑠。しかし、それがアダとなってしまった・・・そこに現れる十臓。再びシンケンマルを握る丈瑠ですが、彦馬が止めようとします。丈瑠は、剣だけで生きてきたのではない。その時、彼は三の目となったオボロジメの猛攻を受けるサムライハオーを目にします。

 「モヂカラ大弾円」で何とか三の目のオボロジメを撃破する薫たち。流ノ介たちが屋敷に戻ると、源太が黒子さんから手当てを受けていました。そこに怪我をした彦馬も黒子さんに連れられ、屋敷に戻って来ます。丈瑠は?

 彦馬から話を聞き、丈瑠を捜しに行こうとする茉子たちですが、流ノ介は行こうとしません。苦悩しながらも、侍として屋敷に残ることに決めたのでしょうか?それとも・・・?彼の気持ちをくんで、丈瑠を捜しに行く茉子、千明、ことは。

 偽りの殿と家臣とは言え、流ノ介たちと心を通じ合っていく様子は、決して嘘だけではないはず!!

 馬に乗り、斬り結ぶ丈瑠と十臓。丈瑠はモヂカラで馬を出したと解釈できるけど、十臓はその馬、どうしたの?変身して激突する二人の戦いの行方は・・・?

 次回、丈瑠と十臓の戦い、ついに決着か?そして、薄皮太夫に挑む茉子。苦悩する流ノ介に顔を見せる黒子さんは、まさか舵木折神捕獲の時に登場したあの人物では・・・?

 いやーひょっとして、彦馬さんが死ぬんじゃないかとハラハラしてしまいたが、よく考えたら、今月末に公開される映画に出演されるのだから、死ぬわけないか・・・この映画はTV版に先駆け、ゴセイジャーも登場するみたいですね!!それでも、この映画を観に行く予定は、今のところなし。残り3話となりましたが、頑張れ!!シンケンジャー!!  

 

 突然現れた志葉家十八代目当主を名乗るお姫様、志葉薫。重傷を負った丈瑠が屋敷に運ばれ、突然の出来事に流ノ介たちが彦馬を問い詰めますが、彼にも突然の事だったようで、何から説明していいものか、戸惑うばかり。

「丈瑠は、あの女の子の影武者ですか?」
 
と、単刀直入に聞く茉子。そんなバカな・・・彦馬は流ノ介たちに落ち着くように言います。そこにやって来た志葉薫と丹波歳三。突然の出来事で戸惑う流ノ介たちは、薫に頭を下げようとはしませんが、彦馬に言われ、しぶしぶ座ります。

 長きにわたるシンケンジャーと血祭ドウコク率いる外道衆との戦いで、外道衆は志葉の一族を執拗に攻撃してきました。志葉家は先代である十七代目で、その弱体化は激しく、もはや風前の灯火に・・・そこで侍の家系ではないが、モヂカラの才能に秀でた者を影武者に選んだのです。それが丈瑠・・・先代は不完全と知りながらも、封印の文字を使い、次世代に希望を託し、その後生まれた薫は、人知れず暮らしてきたとのことです。

 一方、傷つき寝込む丈瑠から、黒子さんが彼のディスクとインロウマルを回収します・・・もはや、丈瑠の役目は終わり・・・ひどい話ですね。

 丈瑠が偽物だと知ったシタリ。とんだ茶番だった・・・これをドウコクが知れば、どうなることやら・・・?

 十臓も丈瑠のいびつさの理由を知りますが、彼にとって、丈瑠と戦えればどうでもいいこと。

 丈瑠から回収したディスク、インロウマルを薫に献上しようとする丹波ですが、彦馬がこれを制します。血のにじむ決意で戦ってきたのは、先代当主だけではない。影とは言え、当主の役目を全うしてきた丈瑠。そんな彼らの都合など全く聞かない丹波ですが、薫が彼を制します。姫とは言え、上品とは言えない言葉遣いですな・・・薫は影武者の影に隠れて生きるのは卑怯、と言い、死に物狂いで封印の文字を習得したみたいです。マジで・・・?もはや血祭ドウコクなど、恐れるに足らず?丹波は流ノ介たちに薫に従うように言いますが、彼らは納得できません。自分たちが当主と認めたのは、丈瑠ただ一人・・・たとえ、影武者であろうとも・・・流ノ介たちの言い分が理解できない丹波は、侍の家系ではなく、寿司屋である源太に下がるように言いますが、彼をバカにされ、激怒したダイゴヨウが現れ、丹波にツッコミディスクを浴びせます。そこに丈瑠が現れ、今まで流ノ介たちを騙していたことを謝り、彼らに頭を下げます。みんなを騙し続けてきた人間が、これ以上一緒に戦えるわけはない・・・流ノ介たちがやめるように言うも、丈瑠は姫と共に戦うように言い、薫に頭を下げ、屋敷を出て行きます。この状況に我慢できない源太は、丈瑠について行こうと屋敷を出て行きます。殿様ではなくなった丈瑠・・・からっぽになってしまった・・・その夜、流ノ介たちも思い悩み・・・

 ほんとに嫌な奴だな・・・丹波歳三。薫もお姫様かもしれないけど全然、品がない。「うるさい。」だの「黙れ。」だの、口調がお姫様らしくないですね。外見なら、ことはの方が断然上だと個人的に思います!!今後、薫の私服姿とかあるの?

 さいかく町に外道衆が現れ、志葉薫が流ノ介たちと共に出陣します。変身してもシンケンマルを自分で抜かず、黒子さんに抜かせる始末。それでも侍か!!しかし、その実力はかなりのもので、全く無駄のない動きでナナシ連中を斬り払い、華奢な体で烈火大斬刀を振り回します。

 丈瑠を見つけ、彼に話しかける源太。ビックリするくらい何もないな・・・そんな丈瑠を見て源太は・・・ 

 薫はインロウマルでスーパーシンケンレッドとなり、ナナシ連中を撃破するも、そこに大ナナシ連中が現れます。スーパーモウギュウバズーカで大ナナシ連中に応戦し、「スーパーモウギュウバズーカ 外道伏滅」でナナシ連中を一掃した薫は、流ノ介たちと共に、シンケンオーで大ナナシ連中に立ち向かいます。

 シンケンオーからトラシンケンオーに侍武装し、大ナナシ連中を撃破するも、背後から大ノサカマタからの攻撃が。サムライハオーに全侍合体し、「モヂカラ大弾円」で大ノサカマタと大ナナシ連中を一掃する薫。これにて一件落着ですが、流ノ介たちには戸惑いが隠せません。

「確かに、ほんとのシンケンレッドかもしれねえけど、でも・・・俺が越えたいシンケンレッドは別にいる・・・」

「丈瑠・・・こんなこと抱えて、ずっと・・・」

「侍としては・・・姫に従うべき。しかし!!」

「違う・・・こんなん違う・・・!殿様・・・!!」

 一方、丈瑠に寿司を握らせようと、源太が屋台を引いて戻って来ると、彼が目を離している間に、丈瑠はいなくなってしまいます。源太から連絡を受けた彦馬は・・・

 丈瑠はてんげん寺にある父のお墓を訪れていました。そこに現れる十臓。丈瑠と斬り合えるならば、彼がシンケンレッドであろうとなかろうと関係ない。裏正を抜く十臓。

「何もないよりかは、マシか・・・」

と、シンケンマルを抜く丈瑠ですが・・・

 次回、丈瑠と十臓、最後の激突となるのか?それを止めようと動く彦馬。まさか、彦馬さんに死亡フラグが?Wでも次回、霧彦さんに死亡フラグが立っているというのに!!丈瑠は再び、流ノ介たちと共に戦うことができるのか?