「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の鑑賞後レビューです!!

 去年にアップさせるはずだった記事ですが、遅くなって申し訳ないです・・・ちなみに、この「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」のディスクが、2月21日に発売されます。最近は、劇場公開から半年もたたない間にディスク化されるのね・・・僕が記事を書くのが遅すぎるとは言え、ディスク化されるのは早いもんだ・・・
 
 入場者に、暗闇で光る「蓄光レーザーブレードストラップ」がもらえました。
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 「ゴーカイジャーVSギャバン」とは違い、ギャバンが単独映画化されると知り、とてもうれしかったのですが、劇場で鑑賞してみると、ちと期待ハズレでした。「ゴーカイジャーVSギャバン」の方がはるかによかったですね。

~STORY~

 日本人宇宙飛行士の十文字撃と大熊遠矢。彼らはスペースシャトル「かなた」で火星へと向かうも遭難し、行方不明となってしまう。その1年後、彼らの幼なじみだった河井衣月が研究員を務める宇宙物理学研究開発機構「SARD」が、宇宙犯罪組織マクーの残党から襲撃を受ける。マクーの残党に襲われる衣月を救ったのは、1年前に行方不明となり、宇宙刑事ギャバンとなった撃だった。彼との再会を喜ぶ衣月だったが、マクーは「SARD」から、ワームホールの研究データを盗み出していた。マクーの残党たちの目的は、首領ドン・ホラーを復活させることだったのだ。

 まだ正式な宇宙刑事ではない撃の行動を叱責するコム長官だが、故郷の星である地球を守りたいと言う撃の強い思いを知り、彼にもう一度チャンスを与える。しかし、撃はマクーの残党であるブライトンに敗れ、衣月を連れ去られてしまう。そんな彼の窮地を救った初代ギャバンである一条寺烈は、撃を奮起させる。衣月を救い、マクーの野望を阻止するため、撃は再び立ち上がる・・・



 ギャバンのテーマと言えば、人間愛や家族愛ですが、この映画では、男女の三角関係がテーマとなっています。うーん、ギャバンで恋愛をやるなとは言わないけど、小さなお子さんにはイマイチよくわからなかったと思うし、大人向けにしても特に面白みを感じず、何か中途半端で安っぽい三角関係だったね・・・

 宇宙物理学研究開発機構「SARD」の研究室長である岩本室長を演じたイジリー岡田さんが、登場して間もなく惨殺・・・彼を出す必要はあったのか?おまけに、殺され方がグロかったので、この映画は「仮面ライダー THE FIRST」路線で行くのか?と思いきや、惨殺シーンはこの後なし。惨殺シーンでは、目を背けてしまったお子さんもいたみたいなので、必要なかったのでは?

 この映画では、ギャバン、シャリバン、シャイダーで登場した大山小次郎さんが博士となって創設した、大山エネルギー研究所が登場します。あの小次郎さんが博士になっていたことには驚きましたが、彼が登場しなかったのは残念でした。
 
 ギャバンtypeG・十文字撃を演じた石垣佑磨さん。アクション映画をやりたかっただけあって、アクションシーンはよかったですね。撃はまだ正式な宇宙刑事ではなく、劇中では未熟な面も見られましたが、彼は熱い男でした!!撃をサポートするシェリーを演じた森田涼花さんも、「侍戦隊シンケンジャー」でシンケンイエロー・花織ことはを演じられただけに、安心の演技でした。彼女が拘束された時、ミミー同様、「レーザービジョン」でインコに変身できるのなら、早く脱出しろよ!!とは思いましたけど・・・コム長官を演じた西沢利明さんの、かつての面影を感じさせる演技もよかった!!そして、何よりテンションが上がったのが、初代ギャバン・一条寺烈を演じた大葉健二さんのキレのあるアクションシーン!!撃とのW蒸着シーンでは、2人の動きが良いだけではなく、

 「宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、わずか0.05秒にすぎない。では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!!」

というおなじみのナレーションもあって最高でした!!この映画のナレーションは小林清志さんでしたが、やっぱりこのナレーションは、政宗一成さんにしてほしかったな・・・政宗さんって、引退されたのでしょうか?W蒸着シーン前の、魔空空間に引き込まれた時の、大場さんのお茶目な演技もよかったのですが、魔空空間って、一度引き込まれたら、簡単に出られるもんじゃないだろ!!あっさり脱出してたし!!それに魔空空間では、ダブルモンスターが通常の3倍のパワーを持つことができるという設定が、この映画ではうまく活かせていなかったのが残念でした。

 この映画で登場したギャバンtypeGが乗る青いサイバリアンは、CGのみでした。TV版で、ゴーバスターズと共演していた時は、実物が登場していたのに、この映画では実物のサイバリアンは登場しませんでした。劇場版ならではの派手なバイクアクションに期待していたのに残念・・・
 
 この映画では、シャリバン(日向快)とシャイダー(烏丸舟)が登場し、シャリバンの赤射、シャイダーの焼結シーンはありましたが、変身後におなじみのナレーションがなくて残念でした。戦闘シーンでは、シャリバンはクライムバスター、シャイダーはビデオビームガンを使用しなかったのが、これまた残念・・・それに苦戦することもなく、あっさり敵を倒しちゃったし・・・シャイダーと戦ったザン・バルドって、ドン・ホラーの息子のサン・ドルバの怨念で形成された鎧を纏う不死身の戦士という設定だったのですが、ギャバンtypeGとシャイダーにより、たった2回倒されただけで消滅・・・どこが不死身の戦士なんだよ!!時間の関係で仕方がなかったとは思いますが、せめて3回は頑張ってほしかった・・・

 ドン・ホラーの復活も失敗に終わり、ラスボスは撃の幼なじみだった遠矢が変貌したブライトン。カンのいい方はブライトンが遠矢だと、すぐに気づかれましたよね?ラストバトルはドン・ホラーが復活し、初代ギャバン、ギャバンtypeG、シャリバン、シャイダーが共闘する展開を期待していたのに、残念でした。それよりドン・ホラーの復活に、なぜ衣月が必要だったのか、イマイチ意味が分からんかった・・・

 爆発する魔空城から、電子星獣ドルで脱出するギャバンtypeG。シャリバンとシャイダーがどうやって脱出したのかは、あえて突っ込みませんが、遠矢と衣月はどこにいたの?電子星獣ドルって、中に人が入れるスペースあったのか?

 結局、遠矢は死亡し、撃たちの三角関係も中途半端のままで劇場版は終了・・・三角関係と言うか、一方的に遠矢が衣月に好意を寄せていただけのように感じられたのですが・・・撃も煮え切らない部分があったと思いますが、彼が衣月に好意を寄せているようにも感じられませんでした。衣月の気持ちは遠矢にはなかったと思いますが、撃に好意を寄せていたとも感じられなかった・・・彼女にとって2人は、ただの仲のいい幼なじみだったのかな?

 ギャバンが単独映画化された今回の劇場版。ストーリーはイマイチでしたが、主題歌は串田アキラさんが担当され、アクションシーンもなかなか良かったので、次回作に期待したいですね!!今年で「宇宙刑事シャリバン」が30周年なので、次回はシャリバンの単独映画化に期待!!その時は渡洋史さん、ぜひとも出演をお願いします!!

 4月27日に(土)に公開する「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」では、タイトル通り、ギャバンも登場するみたいですね。今回の劇場版では、宇宙刑事までもが泥を塗られてしまうのか?前作同様、もちろん観に行きますが、監督、脚本共に前作と同じなので、全く期待していません!!せめて、前作よりもマシな出来を祈るばかりです!!では!!