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 公開から一週間が過ぎた「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」の鑑賞後レビューです!!



 パンフは以前に書いていた通り、通常版1冊しか買っていません。見た感じ、キャラクター・エディションのパンフは、男性は1冊買う程度でしたが、女性は4冊買っていた人もいました・・・

 劇場限定キットのHGダブルオークアンタのクリアカラー版は、一人2個までの販売でした。男性で結構買っている人がいましたが、僕は限定キットを買っても、作らずに手放してしまうことが多いので、今回は購入しませんでした。普通のHGダブルオークアンタも、まともに完成させていないですからね・・・

00-telephone-card.jpg


 グッズ売り場は、結構並んでいました。ヱヴァほどではありませんでしたが・・・僕はテレカだけ購入しました。画像では分かりにくいかと思いますが、このテレカ、台紙にホログラム処理が施されています。

 劇場入場者にもらえるカードは、ブシドー・・・いや、グラハム・エーカーでした・・・

00-graham-card.jpg


 入り口で、お姉さんから適当に渡されました・・・正直、刹那がよかった・・・

 公開初日の初回上映でしたが、満席というわけでもありませんでした。ちなみに、いつもの行きつけの劇場とは違い、近くの劇場で鑑賞しました。外の暑さとは打って変わって、映画館内は寒くて、途中でトイレに行く人続出でした。そのまま帰って来なかった人もいたような・・・

 帰りに、主題歌「クオリア」を購入して帰宅・・・

クオリア


 以下、ネタバレと感想・・・その前に警告!! 
 
 この劇場版を観て、満足された方、まだ観ていないファンの方は、この先を絶対に見ないように!!この一文で、僕のこの先に書く劇場版の評価がわかると思います。もう一度書きます。
 
 この劇場版を観て、満足された方、まだ観ていないファンの方は、この先を絶対に見ないように!!



 警告終了・・・


 覚悟はいいかな?何の覚悟やら・・・


 始めに断っておきますが、僕はガンダムファンであり、「機動戦士ガンダム00」のファンです。観に行く前、「期待と不安がフィフティーフィフティー」と書きましたが、やはり不安の方が大きく、鑑賞直前までそれを拭い去ることができませんでした・・・そして、その不安が的中・・・

 鑑賞後、周りを見渡すと、唖然としている方がすごく多かったです。僕もその一人で、こんな映画は初めてでした・・・何だったんだろう、あの観終わった後の空虚感・・・




 
ここからがネタバレ・・・





 上映冒頭、刹那のために造られた機体、ダブルオークアンタに搭載するための、新たな太陽炉2基が運ばれますが、これにまず違和感を感じました。ダブルオークアンタの太陽炉がツインドライヴシステムのために、新たに木星で開発された物であることは知っていましたが、オリジナルの太陽炉の製造には莫大な時間がかかり、製造作業に約20年、製造可能な環境に至るまでの航行時間を含めれば約40年を費やすとのこと。

「2年で2基しか完成しませんでしたよ。」

とソレスタルビーイングのメンバーが言っており、TVシリーズ以前から製造していたものではなさそうです。なんだ、この設定・・・

 次に違和感を感じたのが、劇中劇「ソレスタルビーイング」。これ、ソレスタルビーイングの行動を正当化し、美化しているみたいで、すごく不快でした。ソレスタルビーイングの武力介入により、家族や恋人、大切な人を失った人たちが、世界中に大勢いるというのに、よくこんな映画を公開できたよな?と疑問に感じました。個人的に、この映画が上映されるまでのいきさつが知りたいです。デモとか起こらなかったのか?ガンダムが地球外生命体と戦う以前に、この描写を観て、「この映画、もうダメだな・・・」と思いました。

 地球に落下したELS[エルス:Extraterrestrial Living-metal Shapeshifter(地球外変異性金属体)]破片のせいで、ホラーまがいの出来事が世界中で起こりますが、ガンダムにホラーはいらない・・・

 刹那以外の純血種のイノベイター、デカルト・シャーマン。彼はこの劇場版のキーパーソンになるのかと思いきや、2度目の出撃でELSに取り込まれ、退場・・・デカルト役の勝地涼さんの演技がよかっただけに、非常に残念でした・・・刹那と接触するのかと思いきや、ELSに取り込まれたデカルトに、

「そこのパイロット、早く脱出しろ!」

と刹那が呼びかけただけ・・・デカルトの存在は、ただの噛ませ犬か?こんな扱いだったら、登場させなかった方が良かったのでは?

 デカルトの駆る機体・ガデラーザもアルバトーレと同じく、中にMSが搭載されているのかと期待していたのですが、それもなし・・・

 刹那のピンチに駆けつけるティエリアの駆るラファエルガンダム。登場シーンはよかったのですが、刹那を救うため、これまた2度目の出撃で退場・・・期待していたラファエルガンダムの隠しギミック、その正体はセラヴィーガンダムⅡ!!でも、TV版のナドレ、セラフィムと比べると、インパクトがなかったように感じました。期待していただけに残念・・・

 粒子貯蔵タンクで「トランザムバースト」が使えるダブルオーライザー・・・これ、おかしくない?ツインドライヴの恩恵があってこそ、トランザムバーストが使えるのでは?パンフにもそう書いてあったぞ!!

 人類とELSの全面戦争が描かれる戦闘シーン。「ガンダム00」と言えば、迫力ある戦闘シーンですが、この劇場版の戦闘シーン、飛んでくるELSにビーム攻撃で迎撃する単調なシーンが続き、MSの動きが速すぎて、目が追いつかずに退屈でした。途中、ELSがMSの姿を取り込み、MS同士の戦いも描かれましたが、それでも戦闘シーンにTV版のようなインパクトを感じませんでした。やっぱり意志の通わない地球外生命体との戦闘より、善悪を問わない意志の通った人と人のぶつかり合いを描いてほしかったな、ガンダム・・・

 でも、ロックオンが駆るガンダムサバーニャの「乱れ撃つぜえ!!」はカッコよかった!!ストフリもビックリのオールレンジ攻撃でした!!

 ガンダムハルートの6つ目は、アレルヤとハレルヤの「反射と思考の融合」、そしてマリー(ソーマ・ピーリス)の三位一体モードってこと?

 ちなみに最終決戦時、サバーニャはGNホルスタービットを肩に4基追加装備、ハルートは両足に追加ブースターを装備していました。

 石川智晶さんが歌う劇場版挿入歌「もう何も怖くない、怖くはない」が流れる中、散ってしまったアンドレイ。彼の死が唯一感動したシーンだったような・・・あと、グラハムの死・・・彼には死んでほしくなかった・・・

 終盤、満を持して登場したダブルオークアンタ。しかし、その活躍はほとんどなし。刹那、戦う気がないなら、非武装で出撃しろ!!GNソードビットを手持ちの武器として使用する戦闘シーンを期待していたのですが、GNソードビットは、ビットらしい動きはほとんどなし。νガンダムのフィン・ファンネルの方が、すごく動きが良かったぞ!!おまけに、ELSの母星に行くのに、ワープとかしちゃうし・・・何なのコレ?

 ELSが攻めて来た理由は、「母星の危機により、他者との接触を図ろうとした。」とのこと。ありきたりな理由だな・・・

 刹那の意識の中で、ロックオン(ニール)、リヒティ、クリスが登場したのはよかったけど、なんでモレノさんだけ出てこないの?同じ組織の仲間だったのに、扱い悪くない?

 対話?により宇宙に咲く花・・・ELSがなんで花なんか知ってるの?刹那と接触したからか?この花を見て笑みを浮かべるスメラギとカティ、おかしくない?ELSのせいで、多くの人間が死んでるんだよ!!

 同じ花の演出でも、19年前に公開された「機動戦士ガンダムF91」のセシリーの花(ユリ)の方が印象的でした・・・

 ラストで、世界人口の40%がイノベイター化って、これじゃ人間とイノベイターとの間で、ますます軋轢が生じるんじゃないの(デカルトは人間を「劣等種」と見下していましたし・・・)?これでわかり合えると言えるのでしょうか?劇中でELSに浸食された女子高生、刹那の様にELSと同化したわけでもなく、元に戻ってるし・・・

 来るべき対話って、対話らしいことした?ELSの意志を受け入れただけじゃないのか?その結果、エンドロールの後、刹那はELSと同化したのかメタル化して、目が不自由なおばあちゃんとなったマリナと抱擁・・・おばあちゃんになったマリナ姫なんか、見たくなかった・・・それより、あれだけ健気に刹那を思っていたフェルトがかわいそう・・・

 刹那はELSとの同化で犠牲になったかもしれませんが、「世界を変えた罰は受ける。」とTV版でさんざん言っていたソレスタルビーイングのメンバー(メンバーで戦死者はゼロ)のその後は描かれず・・・
 
 ガンダムの敵が地球外生命体と知って、ガンダムらしくない映画だろうとは思っていましたが、この映画は「機動戦士ガンダム00」でもなかったような気がします。TV版を観なければわからないとの意見もありますが、僕に言わせれば、TV版の意味がなかったような劇場版でした。あえて名前は出しませんが、他のアニメで観たようなパクリのオンパレードでしたね、この劇場版!!

 人とイノベイターはおろか、人と人すらわかり合えていないのに、地球外生命体を登場させて、それを丸投げ・・・この映画、脚本と監督の自己満足映画のように感じました。地球外生命体の登場、ガンダム史上、タブーを破ったこの試み。全く新しいことをしたと言えば、聞こえはいいかもしれませんが、それは先人の人たちが、あえてやらなかったことを興味本意でやっただけ。ストーリー、設定はメチャクチャでした・・・自分の中で「機動戦士ガンダム00」は、TV版で終わりということにします・・・セカンドシーズンが終わってから約1年半、期待して待っていた自分は何だったんだ・・・
 
 この劇場版で満足された人は大勢いると思うので、僕はその人たちを否定するつもりは全くありません。いろいろな受け取り方があって当然です。ただ、僕にはイマイチな劇場版でした。もう1回観に行けば、新たな発見があり、満足できるかもしれませんが、僕はもうお腹いっぱいです・・・前売り券は残り2枚・・・うーん、どうするべきか・・・このまま「これもひとつのガンダムの形。」と受け入れるべきなのでしょうか?

 来月、行きつけの劇場で「機動戦士ガンダムUC episode2」が公開されるみたいなので、そっちに期待します。これは多分、期待を裏切らないと思うので・・・

 最後に、愚痴や屁理屈ばかり書いて申し訳ありませんでした。これもガンダム、いや、ガンダム00を愛するが故・・・最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!!劇場版に満足され、それでも読んでくれた方!!不快な思いをさせてゴメンなさい!!

 次に観に行く映画は、「機動戦士ガンダムUC」かな?「劇場版GARO」が同日公開ですが、ガンダム優先で・・・「アリエッティ」も観たいな・・・

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明らかになるギミック!! その3

epic31 ネバーギブアップ!ゴセイジャー

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バツマル

パンフも買わないようなファンですが

通りすがりで読ませて頂きました。
トランザム・バーストは、イノベイターの脳量子波により純度を増したGN粒子の全面開放によると思いますので、ツイン・ドライヴ自体に仕掛けは無いと思います。擬似太陽炉搭載機でもトランザム出来るのと同じ理由です。
そして、外伝のガンダム00V戦記での記述によると、GNコンデンサの粒子供給性能を太陽炉レベルまで引き上げることに成功し、ツイン・ドライヴ・システムと同じ効果を出せるツイン・コンデンサ・システムを組んでいるというside storyがありました。

刹那の回想で出なかったトレミー関係者は、モレノ以外にもアニューや王留美もいますし、どこかで区切らねばしょうがないですね。

宇宙の花を見て、スメラギやカティ(だけでなくおそらく総ての人類)が安堵の笑みを洩らしたのは、ELSの変容により刹那の接触が成功して、滅亡の危機が去ったと理解出来たからだと思います。

イノベイターが4割を占めたエピローグは、劇中序盤で女性連邦大統領が懸念していましたが、少数派の間は旧人類(多数派)からの差別や迫害に対する抵抗力も弱いからでしょう。数が並ばないと対等に扱えないのは、旧人類の限界でしょうかね。侵食された元女子高生も、左半面がメタル化していました。

対話というのは、相手の意見を力で拒絶したデカルトのやり方ではなく、刹那のように受け入れて歩み寄ることから始まります。結果として成功した刹那の対話姿勢はマリナから学んだということが、彼女がヒロインである理由だと感じます。
長文失礼しましたm(_ _)m

2010年09月30日 17:31

comment avater

シェイド

コメントありがとうございました!!

 バツマルさん、はじめまして!!

 トランザムバースト(ツインドライヴ)のご説明、劇中での重要な指摘、ありがとうございました!!バツマルさんの指摘されたことには説得力があり、とても納得しました!!パンフは買っていない?とのことですが、僕以上に「ガンダム00」の本質を理解しておられるみたいで、とても感心しました!!僕はファン失格ね・・・

 王留美・・・彼女の存在を忘れるとは・・・ああ・・・あと、兄の紅龍さんもいたっけ・・・アニューは刹那とはあまり接点がなかったですけど、彼女もソレスタルビーイングの仲間でしたよね!!

 確かに、受け入れて歩み寄るマリナの姿を知っている刹那だからこそ、ELSとわかり合えたのでしょうね。もしデカルトが対話を試みたとしても、門前払いだったでしょう・・・

 もう一度、劇場に観に行こうかと思いましたが、バツマルさんの指摘がなければ、前回と同じく、何も考えずにただ観るだけで終わるところでした。今度はバツマルさんが指摘されたところを注視して、観てみたいと思います!!そうすれば今度は、前回見えなかった何かが見えてきそうな気がします。今度はわかり合えるかも!!

 バツマルさん、コメントありがとうございました!!もう一度鑑賞できたら、またこのブログに書きたいと思うので、よかったらまた見てやってください。では!! 

2010年09月30日 22:45

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